Japanese
English
特集 尿路性器癌の化学療法
陰茎癌の化学療法
Chemotherapy of Penile Carcinoma
金岡 俊雄
1
,
岡田 謙一郎
1
Toshio Kanaoka
1
,
Kenichiro Okada
1
1京都大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, Kyoto University School of Medicine
pp.491-495
発行日 1984年6月20日
Published Date 1984/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203824
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はじめに
陰茎癌は欧米では極めて稀な疾患であるが,本邦では男子癌患者の4%前後を占め,アフリカのウガンダ,中米のプエルトリコ,メキシコ,アジアでは中国,セイロンなどと同じく比較的高頻度にみられる1)。
陰茎癌の誘因として包茎があげられ,陰茎癌患者の70%が包茎といわれているが,たとえば上記高頻度国でも割礼を行う民族には少ないといわれる。
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