増刊号特集 泌尿器科診療の最新スタンダード―平成の常識は令和の非常識
腫瘍
部位別
陰茎癌
山口 隆大
1
,
神波 大己
1
1熊本大学大学院生命科学研究部泌尿器科学分野
pp.93-97
発行日 2020年4月5日
Published Date 2020/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206865
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以前の常識
・病理分類は扁平上皮癌(通常型と7つの亜型)であった.
・TNM分類で尿道浸潤の有無が重視されていた.
・2cmの外科的切除縁がとられていた.
現在の常識
・病理分類で扁平上皮癌がHPV関連,HPV非関連(全15亜型)に細分化されている.
・TNM分類で尿道海綿体,陰茎海綿体浸潤が重視されている.
・2cmの外科的切除縁は不要とされている(ただし,明確な幅は示されていない).
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