Case Study 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    主徴とするsilent kidneyが診断を迷わせた高血圧症例
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                高木 健太郎
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                福井 巌
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1東京医科歯科大泌尿器科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.591-594
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1980年6月20日
                  Published Date 1980/6/20
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413202974
                
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- 文献概要
- 1ページ目
39歳,主婦。
30歳の時,発作性の頭痛があり,高血圧を指摘されたことがあるが放置していた。30歳頃より肥満の傾向が出現。36歳頃からは頭痛,血圧上昇(150〜180/120mmHg)のため降圧剤の投与をうけ,血圧は150/80mmHg前後に維持されていた。38歳,すなわち当科初診5ヵ月前,妊娠2ヵ月および子宮筋腫の診断で子宮単純摘除術を受けた。その後血圧は180/120 mmHg前後に固定化するようになつた。そして上記手術2ヵ月後,頭痛,嘔気を伴つて発作性に血圧が240/120 mmHgまで上昇した。そのため近医で検査を受けたところ,排泄性腎盂撮影で左腎が描出されないとのことで当科を紹介され受診した。
家族歴:2児あり,下の子供は11歳。既往歴:腎炎,妊娠中毒症の既往はない。

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