Japanese
English
特集 泌尿器科領域における生検
上部尿路の走査電子顕微鏡による観察
A Scanning Electron Microscopic Study of Upper Urinary Tract
高田 準三
1
Junzo Takata
1
1東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室
1Department of Urology, The Jikei University School of Medicine
pp.369-376
発行日 1974年4月20日
Published Date 1974/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413201798
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
組織の表面微細構造を拡大し観察する手段として,最近走査電子顕微鏡(以下SEMと略す)が医学領域に使用され始めている。
この装置の原理は1935年にKnollによつて発表されたが,当時の電子顕微鏡の開発主眼が分解能の向上におかれたこと,および技術的問題などから,透過電子顕微鏡(以下TEMと略す)に研究が集中された。その結果,TEM装置が完成し,医学領域でも早くよりTEMによる研究が始められ,多くの業績が蓄積されている。
Copyright © 1974, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.