Japanese
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新薬治験
尿路感染症に対するR-657の臨床応用
CLINICAL USE OF R-657 ON URINARY TRACT INFECTIONS
大北 健逸
1
,
大森 弘之
1
,
荒木 徹
1
,
城仙 泰一郎
1
,
高田 元敬
1
Kenitsu OHKITA
1
,
Hiroyuki OHMORI
1
,
Torn ARAKI
1
,
Taiichiro JOSEN
1
,
Motoyoshi TAKATA
1
1岡山大学医学部泌尿器科教室
1Department of Urology, School of Medicine, Okayama University
pp.459-460
発行日 1968年6月20日
Published Date 1968/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200425
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Ⅰ.はじめに
種々の特殊性を有する尿路感染症に対する化学療法は,その起炎菌の薬剤耐性の問題,交代菌の出現,弱毒グラム陰性桿菌感染の増加等々,近時ますます複雑性を加えてきつつある。
この度我々は,大日本製薬株式会社より,速効性を有し,耐性菌にも有効とされる,尿路感染症治療薬であるR-657(Hippramine)の提供を受けたので,その臨床応用の結果を報告する。
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