Japanese
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新薬治験
緑膿菌尿路感染症に対するKasugamycinの使用経験
CLINICAL EXPERIENCE OF KASUGAMYCIN ON URINAPY TRACT INFECTION BY BACILLUS PYOCYANEUS
後藤 甫
1
,
西尾 徹也
1
,
徳原 正洋
1
,
中久喜 茂也
1
,
阿部 文悟
1
,
仲宗根 繁
1
Hajime GOTO
1
,
Tetsuya NISHIO
1
,
Masahiro TOKUHARA
1
,
Shigeya NAKAKUKI
1
,
Bungo ABE
1
,
Shigeru NAKASONE
1
1鳥取大学医学部泌尿器科学教室
pp.461-462
発行日 1968年6月20日
Published Date 1968/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200426
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- Abstract 文献概要
Ⅰ.はじめに
梅沢等によつて発見されたKasugamycin (以下KSMと略す)は,充分な基礎実験を経て,臨床的にも使用され2),次第に泌尿器科領域における本薬剤の臨床的投与経験の報告がみられるようになつてきた1)4)5)6)。これらの多くは1日1gあるいは2gの筋注投与である。われわれはこのたびKSMを緑膿菌尿路感染症に使用する機会を得,1日0.5g筋注投与法をおこない比較的好成績を得たので報告する。
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