文献抄録
性行為と前立腺液中白血球数の変動/膀胱癌の術前超高圧レ線照射治療成績
pp.433,482
発行日 1968年6月20日
Published Date 1968/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200419
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目的:従来前立腺液中の白血球数については,その細胞成分が均一にならなかつたり,統一された検査法もなかつたために,その研究結果は,かなりまちまちである。そこで,著者は前立腺液標本の作成法ならびに検査法について述べ,前立腺液中白血球の平均数を調べるとともに,性行為が前立腺液中の白血球数にいかなる影響をもつかを研究しようとしたものである。
方法:検査対象者として,泌尿器科的に奇形,腎機能障害,尿路感染症のない,とくに既往歴にも尿道炎の認められない18〜62歳の有志成人男子20名について行なつた。
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