教室だより
群馬大学
篠崎 忠利
1
1群馬大学
pp.829
発行日 1967年9月20日
Published Date 1967/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200255
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我が教室は昭和36年9月1日東京医科歯科大学より志田圭三先生の着任により発足した教室である。同年10月に千葉大学泌尿器科教室より助教授として島崎淳先生を迎え,37年4月には群大医学部卒業の新しい医局員4人が入局しようやく教室の体制ができ上がり,昭和38年10月に教室の指導陣強化のために高崎国立病院泌尿器科部長浦野悦郎先生,社会保険川崎中央病院泌尿器科部長林朴一先生が講師陣として加わつて更に充実し,現在に至つている。教室開設以来6年毎年若い人達が入局し現在教室員総勢は志田圭三教授以下17名となり臨床,研究,レジヤーと各方面に大いに若さを発揮してハッスルしている所である。
教室の特徴は,とにかく全員が若いということであろう。教室開設以来患者数は年々増加し,しかも症例が非常に豊富であることは,当教室の特徴といえるようである。42年度は新入医局員が1人であつたのは残念であるが,すでに来年度入局者2人確定しているのは当教室の発展にとつて心強いと感激している。
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