今月の主題 臨床検査コンサルテーション/診療支援
各論
3.臨床検査科外来の実際
群馬大学
森村 匡志
1
,
青木 智之
1
,
村上 正巳
2
Tadashi MORIMURA
1
,
Tomoyuki AOKI
1
,
Masami MURAKAMI
2
1群馬大学医学部附属病院検査部
2群馬大学大学院医学系研究科臨床検査医学
pp.349-351
発行日 2009年3月15日
Published Date 2009/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101929
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1.はじめに
群馬大学医学部附属病院は,病床数715床,1日の外来患者数は約2,000人の北関東の中核病院である.検査部には35名の臨床検査技師が配属されており,月平均約320,000件の検査を行っている.臨床検査専門医4名を含む10名の検査部医師が在籍している.
当院では,2002(平成14)年6月に検査部外来が開設された.検査部に隣接する核医学科の診察室を空いている曜日に使用し,検査に関するコンサルテーションならびに診療を行うことを臨床主任者会議に提案し,検査部の診療部門として「検査部外来」が承認された.以来,火・水・金曜日の午前中に外来診療を行い,院内の各診療科あるいは他の医療機関からの紹介患者の診療を行うとともに,検査全般に関するコンサルテーションに応じている.
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