特集 生涯学習—卒前教育との連動と発展性
理学療法における生涯学習の展開—教育機関での取り組み
3.群馬大学大学院の現状と課題
臼田 滋
1
Shigeru Usuda
1
1群馬大学大学院保健学研究科
キーワード:
生涯学習
,
大学院教育
,
社会人学生
Keyword:
生涯学習
,
大学院教育
,
社会人学生
pp.1026-1028
発行日 2018年11月15日
Published Date 2018/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201363
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群馬大学大学院での支援の現状
1.本学大学院の概要
群馬大学大学院(以下,本学大学院)の概要を表に示す.博士前期課程は職種横断型の3ユニット,後期課程は職種に応じた看護学,生体情報検査科学,リハビリテーション学の3領域で構成され,教員は9分野のいずれかに属している.入学定員は前期課程50名,後期課程10名である.
最近5年間におけるリハビリテーション学の入学者の割合は,前期,後期課程ともに,全体の入学者数の約4割である.リハビリテーション学の入学者のうち理学療法士は約7割で,そのほぼ全員が社会人であり,社会人ではない学生のほとんどは留学生である.また,理学療法士の学生のうち,その4割弱が本学の学部を卒業後すぐに前期課程へ進学した学生,1割強が本学を卒業後数年経過後の入学者,約4割が本学以外の養成機関の卒業生である.
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