学会印象記
「第102回日本泌尿器科学会総会」印象記
亭島 淳
1
1広島大学大学院医歯薬保健学研究院腎泌尿器科学
pp.792-794
発行日 2014年9月20日
Published Date 2014/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103687
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第102回日本泌尿器科学会総会が,2014年4月24~27日まで,神戸ポートアイランドの3つの会場で開催されました。香川大学の筧善行教授を会長として,「‘今日’を見つめ‘明日’を創る ~良医は国を癒す~」という壮大なテーマのもと,斬新な企画が数多く盛り込まれており,内容の濃い4日間でした。
プログラムを見てまず感じたのが,international sessionの充実ぶりです。AUA,EAUとのジョイントシンポジウムのほか,海外からの多くの演者によるkey note lectureやご講演,さらに一般演題と盛りだくさんであり,学会の国際化に向けての流れが感じ取れました。英語での学会発表に対し苦手意識が強い私としては頭の痛い限りではありますが,‘今日’を見つめるにも‘明日’を創っていくにも,英語を介した情報の収集・発信が重要であることは自明の理であると思われます。「英語発表は苦手だ」と思い悩まずにちゃんと勉強・練習しなければと改めて感じた次第です。
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