学会印象記
「第103回日本泌尿器科学会総会」印象記
松山 聡子
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1金沢大学大学院医学系研究科集学的治療分野(泌尿器科学)
pp.792-793
発行日 2015年8月20日
Published Date 2015/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205441
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第103回日本泌尿器科学会総会が,2015年4月18〜21日まで,金沢駅前周辺の6会場で開催されました。北陸新幹線開通直後で活気にあふれる金沢での開催となりました。金沢大学の並木幹夫教授を会長として,“Imagine Future Urology,Believe in Your Dreams!”のテーマのもと開催されました。またコンセプトとしては,①若手泌尿器科医師に夢と希望を!,②境界領域の学術・診療分野に光を!,③アジアにおけるリーダーシップの確立を!という3つが掲げられました。私は主催者校として,主に4月20,21日に参加させていただきました。
私が担当した企画は,若手泌尿器科医師に夢と希望を!をコンセプトとした企画である「夢を信じて,未来の泌尿器科を語ろう」でした。泌尿器科医と一言でいえども,勤務医,開業医の違いに加え,腹腔鏡手術,ロボット支援下手術,女性骨盤底手術,生殖医療,移植医療などサブスペシャリティーは多岐にわたります。また,大学院進学や留学も大きな選択肢であり,さらに私生活との調和(ワーク・ライフ・バランス)も重要です。泌尿器科としてのキャリアが数年〜10年程度までの,いわゆる若手メンバーが中心となって,未来の泌尿器科像を考え,語り合う企画でした。
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