知っていると役立つ泌尿器病理・27
症例:30代・男性
清水 道生
1
,
村田 晋一
2
1埼玉医科大学国際医療センター病理診断科
2和歌山県立医科大学病理学人体病理学教室
pp.459-462
発行日 2014年6月20日
Published Date 2014/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103600
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症例:30代・男性
数か月前より背部痛を自覚し,近医を受診したところ,右精巣の無痛性腫脹を指摘された。手術目的で転院となり,右高位精巣摘除術が施行された。摘出された精巣には,2.5cm大の弾性硬,充実性の腫瘍が認められた。図1~3はその腫瘍の代表的な組織像である。
1.病理診断はなにか。
2.鑑別診断における免疫組織化学のパネルを述べよ。
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