書評
「がん臨床試験テキストブック―考え方から実践まで」―公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンターがん臨床研究支援事業(CSPOR)教育研修小委員会 編/大橋靖雄,渡辺 亨,青谷恵利子,齋藤裕子 責任編集
森下 典子
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1大阪医療センター臨床研究推進室
pp.494
発行日 2014年6月20日
Published Date 2014/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103611
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臨床試験や治験の実施において,今やなくてはならない存在となった臨床研究コーディネーター(Clinical Research Coordinator,以下CRC)。
日本では1998年から本格的にCRCの養成が始まりました。評者もモデル研修に参加して,それまで全く縁のなかった「治験・臨床研究の基礎知識」から「CRCとは何ぞや」のところまで,未知なる世界のことを数多く学びました。しかし当時は,CRCが研修に参加する機会が十分にあるとはいえず,CRCの役割や業務の確立に皆が試行錯誤していた時代でもありました。
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