知っていると役立つ泌尿器病理・25
症例:60代・男性
清水 道生
1
,
村田 晋一
2
1埼玉医科大学国際医療センター・病理診断科
2和歌山県立医科大学病理学・人体病理学教室
pp.283-286
発行日 2014年4月20日
Published Date 2014/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103548
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
症例:60代・男性
数か月前から血尿に気づいていたが,尿細胞診にて悪性と診断され,広範な病変が疑われたため膀胱全摘出術が施行された。切除材料ではやや粘膜の肥厚した領域が比較的広範囲に認められた。図1~3はその代表的な組織像(弱拡大,中拡大,強拡大)である。
1.鑑別診断を述べよ。
2.病理診断は何か。
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.