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特集 ロボット支援前立腺全摘除術
各論⑦ QOL評価
Quality of life evaluation of robot-assisted laparoscopic radical prostatectomy
角野 佳史
1
,
並木 幹夫
1
Yoshifumi Kadono
1
,
Mikio Namiki
1
1金沢大学大学院医学系研究科がん制御学集学的治療学(泌尿器科)
キーワード:
ロボット
,
前立腺全摘
,
QOL
Keyword:
ロボット
,
前立腺全摘
,
QOL
pp.339-346
発行日 2013年4月20日
Published Date 2013/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103196
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要旨 世界的にロボット手術が広がっていく中で,本邦においてもロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術(RALP)が保険適応となり,近年急速に普及しつつある。前立腺全摘除術後のQOLに影響する因子として,術後の尿失禁と勃起障害が挙げられ,他の術式との比較も含め,多くの報告がなされている。ロボットの使用により,より緻密な手術が可能となり,最近では,術後尿失禁および勃起障害のいずれにおいても,他の術式と比較してRALPの優位性を示す報告が多くなってきている。QOL質問票を用いた評価では,全身的QOLや性機能の回復において他の術式と比較してRALPの優位性を示す報告がなされている。
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