Japanese
English
綜説
生殖医療に対する泌尿器科医の立ち位置
How can urologists play a role in the reproductive medicine in Japan?
岡田 弘
1
Hiroshi Okada
1
1獨協医科大学越谷病院泌尿器科
キーワード:
男性不妊
,
Modern ART
,
泌尿器科医
Keyword:
男性不妊
,
Modern ART
,
泌尿器科医
pp.107-116
発行日 2013年2月20日
Published Date 2013/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103016
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要旨 近年,男性不妊に注目が集まっている。男性不妊患者は,同世代の糖尿病患者よりも多く存在するため,泌尿器科医としては診療レパートリーに組み入れるべき疾患である。しかしながら,男性不妊を専門とする医師数が極端に少ないため,診療・教育に支障をきたしている。男性不妊の多くが,挙児手段としては顕微授精(ICSI)を必要としているが,次世代への影響に関しては危惧される点が多数存在している。今後,診断・治療に泌尿器科医がより積極的に参画できる環境の構築のために,今なにが必要であるか,そして男性不妊治療の未来予想を,自験例を元に概説した。
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