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特集 ART時代の男性不妊診療─いま泌尿器科医に求められていること
〈総論〉
泌尿器科に期待すること─不妊診療の現場より
Gynecologist's expectation to urologist
栁田 薫
1
,
高見澤 聡
1
,
厚木 右介
1
Kaoru Yanagida
1
,
Satoshi Takamizawa
1
,
Yusuke Atsuki
1
1国際医療福祉大学病院リプロダクションセンター
キーワード:
男性不妊
,
生殖補助医療
Keyword:
男性不妊
,
生殖補助医療
pp.202-206
発行日 2016年3月20日
Published Date 2016/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205557
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▶ポイント
・不妊診療において,男性因子の検査が十分になされていない.女性側と同様に泌尿器科医による検査が行われるべきである.検査にて的確に診断できれば,約3割の男性因子例で精液所見の改善が期待できる.
・一般の泌尿器科施設にも可能な範囲で男性因子例の検査,治療をお願いしたい.
・泌尿器科と産婦人科との連携が必要であるが,十分に連携がなされていない.今後は,地域内の不妊診療に関与する泌尿器科医と産婦人科医がお互いに情報を交換する機会づくりが必要である.
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