Japanese
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特集 ART時代の男性不妊診療─いま泌尿器科医に求められていること
〈疾患別治療〉
尿路性器感染症と男性不妊
Male infertility associated with urogenital infections
慎 武
1
,
岡田 弘
1
Takeshi Shin
1
,
Hiroshi Okada
1
1獨協医科大学越谷病院リプロダクションセンター
キーワード:
尿路感染症
,
性感染症
,
男性不妊
Keyword:
尿路感染症
,
性感染症
,
男性不妊
pp.247-253
発行日 2016年3月20日
Published Date 2016/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205564
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▶ポイント
・尿路性器感染症は男性不妊症の原因となり,その頻度は15%程度と推測される.
・妊孕能低下の原因として,精路の炎症ないし閉塞だけではなく,病原体自体の精子に対する直接的影響,免疫系を介した機序が示唆されている.
・正確かつ迅速な診断,適切かつ十分な治療が必要なことはいうまでもないが,挙児希望の患者では妊孕能の評価を行い,必要に応じてfollow upすることが大切である.
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