特集 オンコ・ジェネラリスト—「がん」に強い総合診療医をめざして
【総論】
がん診療における“ジェネラリスト”の立ち位置
勝俣 範之
1
1日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科
キーワード:
オンコ・ジェネラリスト
,
ジェネラル・オンコロジスト
,
がん検診
,
原発不明がん
,
NBM
,
EBM
Keyword:
オンコ・ジェネラリスト
,
ジェネラル・オンコロジスト
,
がん検診
,
原発不明がん
,
NBM
,
EBM
pp.1192-1195
発行日 2018年9月15日
Published Date 2018/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201676
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なぜ今ジェネラリストの出番か
日本人のがん罹患数は、2016年に100万人を超えたと報告された。74歳までにがんに罹患する確率は54%であり、まさに2人に1人はがんになる時代となったのである。罹患数の増加とともに、がん死亡数も伸び続けている。がんは、もはやコモンディジーズであり、国民病である。
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