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手術手技 泌尿器腹腔鏡手術―もう一歩,ステップアップするために・2
副腎腫瘍に対する腹腔鏡下副腎摘除術
Laparoscopic adrenalectomy
石戸谷 滋人
1,2
,
海法 康裕
1
,
荒井 陽一
1
Shigehito Ishidoya
1,2
,
Yasuhiro Kaiho
1
,
Youichi Arai
1
1東北大学医学部泌尿器科
2仙台市立病院泌尿器科
キーワード:
副腎腫瘍
,
腹腔鏡
,
ガイドライン
Keyword:
副腎腫瘍
,
腹腔鏡
,
ガイドライン
pp.1021-1025
発行日 2012年12月20日
Published Date 2012/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102972
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要旨 副腎腫瘍に対する腹腔鏡手術では,ガイドラインに基づいて適応疾患とサイズ,基本術式を理解することが重要である。そのうえで4本のポートの下,最良の視野を維持して常に両手操作を行うことが短時間で出血量の少ない手術に通ずる。最近では,より大きな副腎腫瘍も腹腔鏡手術の対象となってきている。この場合,後腹膜側方アプローチが有用な場合も多い。術前から副腎悪性腫瘍の診断がついている場合,腹腔鏡手術の適応に関しては経験と力量を鑑みて慎重に対応する。
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