特集 泌尿器腹腔鏡手術ガイドラインを紐解く―EBMに基づいた手術選択
腹腔鏡下尿膜管切除術
矢西 正明
1
,
木下 秀文
1
1関西医科大学腎泌尿器外科学講座
キーワード:
尿膜管疾患
,
腹腔鏡手術
,
単孔式
,
reduced port surgery
,
RPS
Keyword:
尿膜管疾患
,
腹腔鏡手術
,
単孔式
,
reduced port surgery
,
RPS
pp.70-75
発行日 2024年1月20日
Published Date 2024/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207998
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▶ポイント
・良性尿膜管疾患に対して腹腔鏡下尿膜管切除術(LapUR)を行うことを弱く推奨する.
・良性尿膜管疾患に対して単孔式腹腔鏡下手術(LESS)またはreduced port surgery(RPS)による尿膜管切除術を行うことを弱く推奨する.
・比較的まれな疾患であることから,LapURは単施設での後ろ向き観察研究がほとんどでエビデンスレベルが低くなっているため,本邦において多施設での前向き試験での検証が望まれる.
*本論文中,[▶動画]マークのあるものにつきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年4月末まで公開).
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