Japanese
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特集 Energy devicesの選択と使い方
アルゴンビームコアギュレーターの選択と使い方
Argon beam coagulator
鶴 信雄
1
,
鈴木 和雄
1
,
伊原 博行
1
Nobuo Tsuru
1
,
Kazuo Suzuki
1
,
Hiroyuki Ihara
1
1新都市病院泌尿器科
キーワード:
アルゴンビームコアギュレーター
,
止血装置
,
腹腔鏡
Keyword:
アルゴンビームコアギュレーター
,
止血装置
,
腹腔鏡
pp.399-402
発行日 2012年5月20日
Published Date 2012/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102807
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要旨 アルゴンビームコアギュレーター(ABC)は,伝導性のアルゴンガスを噴射しながら,目的とする出血源に対して非接触法で広汎かつ微細な血管の止血を行うenergy deviceである。基本的に電気メスと同様の単極電気凝固装置(モノポーラ)であるが,組織に接触しない,焼痂層が浅く深部に至らない,などの特徴から,脆弱でデリケートな組織への応用が可能である。また,内視鏡や腹腔鏡に対応したプローベもあり,外科,泌尿器科,婦人科をはじめさまざまな領域の手術に応用されている。ABCの使用に際しては,凝固の特徴をよく理解し,適切に使用することが重要である。
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