Japanese
English
特集 エネルギーデバイスの極意─原理と特性を手術に活かす
アルゴンビームコアギュレーター
Argon beam coagulator
鶴 信雄
1
,
麦谷 荘一
2
,
栗田 豊
2
Nobuo Tsuru
1
,
Soichi Mugiya
2
,
Yutaka Kurita
2
1鶴泌尿器科クリニック
2すずかけセントラル病院腎・泌尿器内視鏡治療センター
キーワード:
アルゴンビームコアギュレーター
,
止血装置
,
腹腔鏡
Keyword:
アルゴンビームコアギュレーター
,
止血装置
,
腹腔鏡
pp.346-350
発行日 2017年4月20日
Published Date 2017/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206006
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▶ポイント
・アルゴンビームコアギュレーター(argon-beam coagulator : ABC)はアルゴンガスを媒体として高周波電流を非接触的に組織に到達させて止血を行うEnergy Deviceである.
・基本的には電気メスと同様のモノポーラであるが,組織に接触せず焼痂層が浅い,などの特徴から,脆弱な組織からの出血には有用である.
・ABCの使用に際しては,凝固の特徴をよく理解し,適切に使用することが重要である.
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