病院めぐり
栃木県立がんセンター泌尿器科
川島 清隆
1
1栃木県立がんセンター泌尿器科
pp.785-786
発行日 2010年9月20日
Published Date 2010/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102126
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栃木県立がんセンターは,「検診から治療まで」を一貫して行う癌の専門病院として1986年に宇都宮市に開所しました。2002年4月までに緩和ケア病棟を含む新病棟および研究棟を開棟して,全10病棟357床となりました。開院前の立ち上げから2005年3月まで,先代の故中薗昌明先生が泌尿器科を率いてこられました。筆者は2003年に3人目の常勤医として赴任しましたが,まもなく2番手の先生が退職され2名常勤に,さらに中薗先生の退職後1年間は常勤医は私1人となってしまいました。仕事は多忙を極め過労死を身近に実感するほど過酷な毎日でしたが,中薗先生が世田谷のご自宅から週に1日手術を手伝いに来てくださり,また獨協医科大から週に2日ご支援いただいたおかげで,手術件数も大きく減らすことなくどうにか乗り切ることができました。2006年より2名体制に,その後2008年より東京慈恵会医科大学より若い先生を毎年派遣していただき,現在は3名で診療を行っています(3名でもとても大変なのですが,若い先生方がとてもよくやってくれ助かっています)。
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