病院建築・38
栃木県がん検診センター
内藤 彰
1
1内藤彰建築設計研究所
pp.101-104
発行日 1972年3月1日
Published Date 1972/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204613
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はじめに
結核などの死亡率が減って,癌の死亡率が高くなってきたこととも相まって,癌の治療の問題が今日の医学界において,大きなテーマとなっていることは周知の事実であり,対癌施設としてのがんセンターが,全国各県で計画され,建設されてきている.
がんセンターの施設は機能的にみて,治療のための病棟部門と,研究部門とから成り,それに検診部門が付属しているのが本来の姿であろう.
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