病院めぐり
倉敷中央病院泌尿器科
寺井 章人
1
1倉敷中央病院泌尿器科
pp.694
発行日 2010年8月20日
Published Date 2010/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102109
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<病院の沿革>
財団法人倉敷中央病院は1923年倉敷紡績社長大原孫三郎によって創設された。大原は事業で得た富を社会へ還元することの重要性に目覚め,社会,文化事業にも熱心に取り組んだ。西洋美術で有名な大原美術館も1930年大原により創設された。院是に「本院は,平等主義にて治療本位とす。すなわち,完全なる診療と懇切なる看護とにより進歩せる医術に浴せしむるを院是とす」とあり,患者本位の医療,全人医療,高度先進医療の実践を基本理念としている。
当院は病床数1,135床,医師数423名(初期研修医52名,シニアレジデント142名を含む),総職員数2,671名である。2009年度は1日平均外来患者数2,872人,入院1,108人,平均在院日数12.3日,手術件数11,867件(うち麻酔科管理7,011件)であり,西日本有数の規模を持つ急性期型の民間総合病院である。
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