連載 病院めぐり
財団法人倉敷中央病院
高橋 晃
pp.708
発行日 2004年5月10日
Published Date 2004/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100528
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財団法人倉敷中央病院は,大原美術館で有名な大原孫三郎によって大正12年(1923年)に設立されました.氏は,キリスト教的人道主義に基づき,「治療本位」で高度医療が実現できる病院の必要性を痛感し,「本院は平等主義にて治療本位とす.すなわち,完全なる診療と懇切なる看護とにより進歩せる医術に浴せしむること」を院是として,本院の設立に当たりました.
現在の病院は,病床数1,116床,26診療科を有しており,1日の平均外来患者数は約3,000人,平均入院患者数は約1,100人です.今年度の医師数294人,看護師数975人で,全職員数は1,986人です.
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