臨床研修の現状―現場からの報告・8
倉敷中央病院外科
小笠原 敬三
1
1倉敷中央病院外科
pp.479-481
発行日 2006年4月20日
Published Date 2006/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100419
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1 はじめに
当院は,岡山県西部の医療圏にある急性期病院である.基本理念として,「患者本位」,「全人医療」,「高度先進医療」を掲げ,地域中核医療機関として,さらに臨床中心の高機能病院としての医療を志向している.ベッド数は1,116床で,1日平均在院患者数は1,103人を数え,外来患者数も1日平均2,916人,救急医療センター受診患者数は年間およそ66,000人となっている.
2004年度より管理型研修指定病院として研修医(ジュニアレジデント)を受け入れ,現在,1年次24名,2年次24名が研修している.研修医の出身大学は,北海道大学から鹿児島大学まであり,日本全国から幅広く集まってきており,当院としても出身大学が偏らず,様々な医学教育を受けた研修医を受け入れるよう努力している.
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