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特集 泌尿器科検査のここがポイント
G X線検査
鎖膀胱尿道造影
Q46 鎖膀胱尿道造影の適応,方法,基本的読影法について教えてください。
Chain cystourethrography:chain CG
木村 俊夫
1
,
竹山 政美
2
Toshio Kimura
1
,
Masami Takeyama
2
1健保連大阪中央病院泌尿器科
2良秀会泉北藤井病院女性泌尿器科ウロギネセンター
キーワード:
鎖膀胱尿道造影
,
腹圧性尿失禁
,
骨盤臓器脱
Keyword:
鎖膀胱尿道造影
,
腹圧性尿失禁
,
骨盤臓器脱
pp.175-179
発行日 2010年4月5日
Published Date 2010/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101978
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要旨 鎖膀胱尿道造影は,チェーンを尿道に留置しながら膀胱を造影し,尿道・膀胱の形態を調べ,腹圧性尿失禁や骨盤臓器脱の診断に用いられる検査である。実際には,金属製の鎖を尿道から専用の器具を用いて膀胱内に挿入・留置し,膀胱内に200~300mlの尿路系造影剤を注入したうえ,立位での安静時と怒責時の側面像,正面像を撮影する。当院では,骨盤臓器脱症例には,膀胱だけでなく腟管,場合により直腸や小腸も同時に造影し,鎖膀胱尿道造影を施行している。
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