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特集 泌尿器科検査のここがポイント
F 尿路機能検査
尿流動態検査法
外尿道括約筋筋電図検査
Q37 外尿道括約筋筋電図検査の適応,方法,臨床的意義について教えてください。
External urethral sphincter electromyography
長田 浩彦
1
Hirohiko Nagata
1
1慶應義塾大学医学部泌尿器科
キーワード:
外尿道括約筋筋電図
,
無抑制括約筋弛緩
,
排尿筋外括約筋協調不全
Keyword:
外尿道括約筋筋電図
,
無抑制括約筋弛緩
,
排尿筋外括約筋協調不全
pp.144-145
発行日 2010年4月5日
Published Date 2010/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101968
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要旨 外尿道括約筋筋電図検査は,蓄尿,排尿時に外尿道括約筋の筋活動が保たれているか否か,障害されている場合にはどのように障害されているかを診断するために行われる。通常,それ単独で行われることはなく,膀胱内圧測定やプレッシャーフロースタディと同時に行われる。簡便性を考慮し,表面電極が用いられることが多い。外尿道括約筋の筋活動が消失している病態を無抑制括約筋弛緩といい,排尿時に外尿道括約筋の筋活動が増強する病態を排尿筋外括約筋協調不全という。
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