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特集 泌尿器科検査のここがポイント
F 尿路機能検査
尿流動態検査法
膀胱内圧測定
Q35 膀胱内圧測定の適応,方法,臨床的意義,膀胱内圧曲線を理解するためのポイントについて教えてください。
Cystometry
長田 浩彦
1
Hirohiko Nagata
1
1慶應義塾大学医学部泌尿器科
キーワード:
膀胱内圧測定
,
排尿筋過活動
,
排尿筋低活動
Keyword:
膀胱内圧測定
,
排尿筋過活動
,
排尿筋低活動
pp.137-140
発行日 2010年4月5日
Published Date 2010/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101966
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要旨 膀胱内圧測定は,圧トランスデューサーを用いて膀胱内圧を経時的に測定する検査である。通常,膀胱内圧測定を単独で行うことは少ない。直腸内圧測定,尿道括約筋筋電図,尿流測定と同時に行い,プレッシャーフロースタディとして評価することが多い。排尿筋過活動とは,膀胱注入相の不随意な排尿筋収縮を特徴とする尿流動態検査所見である。排尿筋低活動では,排尿筋収縮力の低下または収縮時間の短縮により排尿時間が延長したり,正常な時間内では膀胱を空にできなくなったりする。
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