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セミナー ここまできたトランスレーショナルリサーチ・3
前立腺肥大症とオーダーメード医療
Benign prostatic hyperplasia and personalized medicine
小島 祥敬
1
,
佐々木 昌一
1
,
早瀬 麻沙
1
,
窪田 泰江
1
,
林 祐太郎
1
,
郡 健二郎
1
Yoshiyuki Kojima
1
,
Shoichi Sasaki
1
,
Masa Hayase
1
,
Yasue Kubota
1
,
Yutaro Hayashi
1
,
Kenjiro Kohri
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科腎・泌尿器科学分野
キーワード:
前立腺肥大症
,
α1アドレナリン受容体サブタイプ
,
オーダーメード医療
Keyword:
前立腺肥大症
,
α1アドレナリン受容体サブタイプ
,
オーダーメード医療
pp.499-505
発行日 2008年6月20日
Published Date 2008/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101518
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要約:前立腺肥大症に対する第一選択薬は,α1交感神経遮断薬である。わが国においては3種類のサブタイプ選択的α1交感神経遮断薬を有し,それぞれの特徴を考慮した薬剤投与が可能となる。α1受容体サブタイプの発現量と選択的α1交感神経遮断薬の薬剤効果は相関する。すなわち,これら薬剤効果は患者ごとに異なり,α1受容体サブタイプの生理学的,分子生物学的解析を行うことにより,将来オーダーメード医療が実現できる可能性がある。
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