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特集 泌尿器切除標本の取り扱い方―私たちはこうしている
膀胱癌切除標本の取り扱い方
Management of the resected bladder cancer
杉村 淳
1
,
近田 龍一郎
1
,
藤岡 知昭
1
Jun Sugimura
1
,
Ryuichiro Konda
1
,
Tomoaki Fujioka
1
1岩手医科大学泌尿器科
キーワード:
膀胱癌
,
切除標本
,
検体採取
Keyword:
膀胱癌
,
切除標本
,
検体採取
pp.925-928
発行日 2005年11月20日
Published Date 2005/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100418
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要旨 膀胱癌切除標本から得られる正確な病理学的診断は,治療方針の決定あるいは予後を予測するうえで非常に重要となる。標本の取り扱いは,病理診断に加えて遺伝子検索・蛋白解析などの研究目的も踏まえ,標本摘出からホルマリン固定まで迅速かつ正確に行わなければならない。膀胱癌取り扱い規約に従った標本の切開,固定に加え,研究目的に適した検体採取・保存法など,私たちが行っている具体的な方法について述べる。
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