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特集 泌尿器切除標本の取り扱い方―私たちはこうしている
前立腺癌切除標本の取り扱い方
Protocol for the examination of radical prostatectomy specimens
安本 博晃
1
,
松原 昭郎
1
,
碓井 亞
1
Hiroaki Yasumoto
1
,
Akio Matsubara
1
,
Tsuguru Usui
1
1広島大学大学院医歯薬学総合研究科創生医科学専攻先進医療開発科学講座腎泌尿器科学
キーワード:
前立腺癌
,
根治的前立腺摘除術
,
標本
Keyword:
前立腺癌
,
根治的前立腺摘除術
,
標本
pp.929-934
発行日 2005年11月20日
Published Date 2005/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100419
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要旨 前立腺全摘除術後に得られる組織学的診断がもたらす情報は個々の症例の予後予測や治療方針の決定に有用なだけでなく,情報を蓄積することで新たなノモグラムの作製に用いることが可能である。また,泌尿器科臨床医にとって自ら執刀した手術を振り返り,経験を次に生かすための貴重な資料となる。したがって,標本の取り扱いに関しては診療科内だけでなく施設内で共有されるルールに基づくものでなければならないし,国内外を問わず通用するものでなければならない。「前立腺癌取扱い規約」2)に基づいて,当施設での取り扱い方について手順を述べた。
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