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特集 泌尿器切除標本の取り扱い方―私たちはこうしている
腎盂・尿管癌切除標本の取り扱い方
The management of specimen for surgically resected pelvic or ureteral cancer
滝花 義男
1
,
土田 孝之
1
,
武田 正之
1
Yoshio Takihana
1
,
Takayuki Tsuchida
1
,
Masayuki Takeda
1
1山梨大学大学院医学工学総合研究部泌尿器科学
キーワード:
腎盂・尿管癌
,
切除標本
Keyword:
腎盂・尿管癌
,
切除標本
pp.919-922
発行日 2005年11月20日
Published Date 2005/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100416
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要旨 腎盂・尿管癌の摘出標本の病理学的検査は腫瘍の組織分類,組織学的浸達度,リンパ節転移,さらにはリンパ管や脈管侵襲の有無など,予後やその後の治療に影響を与える要因が多い。したがって摘出標本の取り扱い方は非常に重要である。また研究用の組織の保存も腎盂・尿管癌の新しい診断法や治療の開発のためには重要である。本稿では当施設で行っている研究用の組織の保存や写真の撮影法も含めて腎盂・尿管癌の切除標本の取り扱い方を解説した。
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