Japanese
English
綜説
前立腺全摘後のPSA再発に対する診断と治療
Management of PSA failure after radical prostatectomy
三股 浩光
1
,
佐藤 文憲
1
Hiromitsu Mimata
1
,
Fuminori Sato
1
1大分大学医学部腫瘍病態制御講座泌尿器科学
1Department of Urology,Faculty of Medicine,Oita University
キーワード:
前立腺全摘除術
,
PSA再発
Keyword:
前立腺全摘除術
,
PSA再発
pp.805-810
発行日 2005年10月20日
Published Date 2005/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100398
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要旨 限局性前立腺癌症例の発見が増えるとともに前立腺全摘も増加しているが,前立腺全摘後のPSA再発は20~40%の頻度にみられる。PSA再発は局所再発と遠隔転移に分けられ,治療は局所再発に対しては救済放射線療法を,遠隔転移に対しては内分泌療法を中心に行われている。しかし臨床的に再発部位を診断するのは非常に困難であり,治療の適応と方法については十分に確立されていない。本綜説では最近増加している前立腺全摘後のPSA再発について概説する。
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