Japanese
English
手術手技 尿路変向・膀胱拡大術 5
Goldwasser式尿路変向術
Orthotopic neobladder with use of the detubularized right colon(Goldwasser)
原 勲
1
,
守殿 貞夫
1
,
山中 望
2
Isao Hara
1
,
Sadao Kamidono
1
,
Nozomu Yamanaka
2
1神戸大学大学院医学系研究科腎泌尿器科学分野
2神鋼病院泌尿器科
キーワード:
尿路変向術
,
上行結腸
,
自排尿型代用膀胱形成術
Keyword:
尿路変向術
,
上行結腸
,
自排尿型代用膀胱形成術
pp.813-819
発行日 2005年10月20日
Published Date 2005/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100399
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要旨:Goldwasser式尿路変向術は上行結腸を利用した自排尿型代用膀胱形成術である。上行結腸を遊離し脱管腔化した後に尿道および尿管との吻合を行いパウチを完成させる。本術式は脱管腔化操作が単純であるため,自排尿型代用膀胱形成術の黎明期においては比較的よく用いられた手法であったが,Bauhin弁(結腸弁)の消失や腸管蠕動運動に伴う夜間尿失禁の頻度が高いなどの理由により,現在では本術式を第一選択としている施設は少ないのが現状である。
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