Japanese
English
綜説
局所進行性前立腺癌に対する根治的体外照射における内分泌療法の役割
Androgen deprivation therapy combined with definitive radiotherapy in locally advanced prostate cancer
頴川 晋
1
Shin Egawa
1
1東京慈恵会医科大学泌尿器科
1Department of Urology,Jikei University School of Medicine
pp.267-272
発行日 2005年4月20日
Published Date 2005/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100306
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要旨 昨今の診断・治療法の進歩により,腺内限局性早期前立腺癌の治療オプションは広がり,治療成績も向上した。しかし,骨にまで広がった前立腺癌は内分泌療法によるコントロールを期待するしかないというのが現時点のコンセンサスである。これらの中間群,すなわち微小転移ないしは前立腺周囲のみの浸潤癌を,何らかの工夫によりある程度制御できるのではないかというのが最近の考え方であり,過去の数々の検討の命題であった。本稿では,特に「根治照射および内分泌療法併用」という治療戦略につき概説する。
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