小さな工夫
尿道stent in stent
内木場 拓史
1
1日本医科大学附属第二病院泌尿器科
pp.339
発行日 2006年4月20日
Published Date 2006/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100158
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尿道ステントは手技が容易で侵襲も少ないことに加え,近年素材の向上も手伝って急速に普及しつつある。
これまで当院では,重篤な合併症を有するが故に外科的治療(TURP)の適応から外れる尿閉患者に対して尿道ステント(アンジオメッド社製メモサーム(R))の留置を積極的に行ってきた1)。そのほとんどがステント留置後から良好な排尿状態を保っているが,なかには留置後に再度尿閉に陥る症例も散見される。
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