Japanese
English
症例報告
電気凝固術後,長期間経過後に再発したケラトアカントーマ
Keratoacanthoma recurred after a long period after the electrocoagulation
安保 緑
1
,
清原 隆宏
2
,
熊切 正信
2
Midori AMBO
1
,
Takahiro KIYOHARA
2
,
Masanobu KUMAKIRI
2
1美唄労災病院皮膚科
2福井医科大学皮膚科学講座
1Division of Dermatolagy, Bibai Rohsai Hospital
2Department of Dermatology, Fukui Medical College
キーワード:
ケラトアカントーマ
,
有棘細胞癌
,
電気凝固術
,
再発
Keyword:
ケラトアカントーマ
,
有棘細胞癌
,
電気凝固術
,
再発
pp.256-258
発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903879
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85歳,女性.外科的治療後,4年半を経て顔面にケラトアカントーマが再発した.自験例のように,術後長期間を経ての再発例はこれまでに報告がない.組織学的には構築はケラトアカントーマそのものであったが,腫瘍細胞の核異型性,異常分裂像を少なからず認め,有棘細胞癌である可能性を否定しきれなかった.
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