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特集 最近のトピックス Clinical Dermatology 1999
4 皮膚疾患治療のポイント
最近の創傷被覆材
Recent advance in wound dressing
石川 治
1
Osamu ISHIKAWA
1
1群馬大学医学部皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Gunma University School of Medicine
キーワード:
創傷被覆材
,
ドレッシング材
,
moist wound healing
Keyword:
創傷被覆材
,
ドレッシング材
,
moist wound healing
pp.144-148
発行日 1999年4月15日
Published Date 1999/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412902877
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皮膚の創傷治癒を速やかに進行させるためには壊死組織の除去,細菌感染の制御,外力からの保護とともに,創面の湿潤環境の保持が不可欠である.多くの被覆材(ドレッシング材)は湿潤環境保持作用と同時に創面保護作用を有しており,これらの作用が創の肉芽形成や上皮化を促進する.現在,さまざまな材質の創傷被覆材が使用可能となっているが,使用に際しては創の状態を正しく評価した上で被覆材適応の有無を判断し,最適の被覆材を選択することが大切である.
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