Japanese
English
症例報告
脳軟膜原発の悪性黒色腫を伴った神経皮膚黒色症の1例
A case of neurocutaneous melanosis
政田 みち
1
,
吉田 智子
1
,
森上 徹也
1
,
高岩 堯
1
Michi MASADA
1
,
Tomoko YOSHIDA
1
,
Tetsuya MORIUE
1
,
Takashi TAKAIWA
1
1香川医科大学皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Kagawa Medical University
キーワード:
神経皮膚黒色症
,
脳軟膜メラノーシス
Keyword:
神経皮膚黒色症
,
脳軟膜メラノーシス
pp.271-273
発行日 1998年3月1日
Published Date 1998/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412902471
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44歳,男性.生下時より全身に黒色斑が多発.1か月前より頭痛があり,MRIにて前頭葉に腫瘍を認めた.全摘出後,組織学的に結節型黒色腫と診断した.皮膚には悪性所見なし.X線照射治療を追加,8か月後に局所再発を認め再手術を施行したが,1年を経た現在,なお生存し外来通院中である.神経皮膚黒色症の診断,予後などについて考察した.
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