Japanese
English
カラーアトラス
皮膚B細胞性リンパ腫
A case of cutaneous B cell lymphoma
須階 富士雄
1
,
澤田 俊一
1
,
新村 眞人
1
Fujio SUGAI
1
,
Shun'ichi SAWADA
1
,
Michihito NIIMURA
1
1東京慈恵会医科大学皮膚科学教室
1Department of Dermatology, The Jikei University School of Medicine
キーワード:
皮膚B細胞性リンパ腫
,
cutaneous B cell lymphoma
Keyword:
皮膚B細胞性リンパ腫
,
cutaneous B cell lymphoma
pp.550-551
発行日 1994年6月1日
Published Date 1994/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412901240
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- Abstract 文献概要
患者 55歳,男.高松市出身
初診 平成4年4月14日
既往歴 40歳より糖尿病あり.
家族歴 特記すべきことなし.
現病歴 10年前より背部の紅色局面に気づくも自覚症状がないため放置していた.最近家人に病変の拡大を指摘され当科を受診した.
現症 病変は左側背部に限局する自覚症状のない暗赤色〜赤色の局面で強い浸潤を伴う.一部では丘疹の集籏した不整形局面を形成し,また一部では環状の局面をなしている(図1,2).全身のリンパ節は触知せず,肝脾腫も認められない.
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