連載 Clinical Exercise・100
Q考えられる疾患は何か?
馬場 俊右
1
1岩手医科大学皮膚科
pp.983-984
発行日 2015年12月1日
Published Date 2015/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412204605
- 有料閲覧
- 文献概要
症例
患 者:72歳,男性
主 訴:右耳介後部の腫瘤
既往歴:高血圧
現病歴:約5年前から右耳介後部に腫瘤が出現し,徐々に増大してきたため,受診した.
現 症:右耳介後部に14×12mm大の有茎性,淡紅色から黒色で表面平滑,一部に毛細血管拡張と痂皮を有する弾性やや硬の腫瘤を認めた(図1).
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.