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増刊号特集 最近のトピックス2015 Clinical Dermatology 2015
3.新しい検査法と診断法
発汗機能検査update
Update of sweat function test
西澤 綾
1
Aya NISHIZAWA
1
1防衛医科大学校皮膚科
1Department of Dermatology, National Defense Medical College, Tokorozawa, Japan
キーワード:
発汗機能検査
,
ミノール法
,
定量的軸索反射発汗試験
,
光コヒーレンストモグラフィー
Keyword:
発汗機能検査
,
ミノール法
,
定量的軸索反射発汗試験
,
光コヒーレンストモグラフィー
pp.64-70
発行日 2015年4月10日
Published Date 2015/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412204404
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summary
発汗異常には発汗消失,低下や発汗過多があり,発汗異常をきたす疾患は多岐にわたる.診断には基礎疾患の検索とともに,発汗機能検査による発汗異常領域の他覚的な把握および障害が中枢性か,交感神経節後性かの推定が必要となってくる.発汗機能検査には,定性的発汗測定,定量的発汗測定があり,定性的検査法としてミノール法,定量的では換気カプセル法,定量的軸索反射発汗試験などがある.発汗が起こる様式は,精神性発汗,温熱性発汗,味覚性発汗,脊髄反射性発汗,薬物性発汗の5つに大別できるが,発汗機能検査は発汗異常の症状にあわせ組み合わせて行っていく必要がある.今回はさまざまな検査法についての概説および,新しい検査法である光コヒーレンストモグラフィーについても紹介した.
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