Report 公衆衛生院保健指導学科臨床看護課程と合同臨地訓練
合同臨地訓練への参加とその後の問題
柴田 明子
1
1公衆衛生院保健指導学科臨床看護課程
pp.14-15
発行日 1962年8月1日
Published Date 1962/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908764
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参加までの経過
本課程が看護教員養成学科といわれていた頃から,最も力を入れていた学習のひとつに「臨床指導実習」があった。これは9週間の長きにわたって委託先の実習病院で,実際に看護学生の実習指導をしてみるという大がかりな実習であり,収穫も多いが実習の受入側も実習者も多大の労力と相互の理解,協力をあつめなければできないことであった。また6年間のこの実習については,絶えず評価しつつ都内の大病院のご協力を得て実施されたが,この実習に対する学生の並々ならぬ努力にも,ある限界が認められてきた頃,院内職員間で正規課程(医学科・衛生技術学科・保健指導学科)全員が参加できるような合同臨地訓練をさせてみてはどうかという意見がでて,それが実施される段取りとなった。
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