Japanese
English
症例報告
高血圧性潰瘍の1例
A Case of Hypertensive Ulcer
山田 美奈
1
,
大江 麻里子
1
,
山下 典子
1
,
肥田野 信
1
,
酒井 吉郎
2
,
雨宮 邦子
2
Mina YAMADA
1
,
Mariko OOE
1
,
Noriko YAMASHITA
1
,
Akira HIDANO
1
,
Kichirou SAKAI
2
,
Kuniko AMAMIYA
2
1東京女子医科大学皮膚科学教室
2東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所循環器内科学教室
1Department of Dermatology, Tokyo Women's Medical College
2Department of Cardiology, Heart Institute of Japan, Tokyo Women's Medical College
キーワード:
下腿潰瘍
,
高血圧性潰瘍
Keyword:
下腿潰瘍
,
高血圧性潰瘍
pp.179-183
発行日 1989年2月1日
Published Date 1989/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412204051
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47歳,男性.10数年来高血圧を有するも放置していたところ,昭和61年3月,左足背に淡褐色斑が出現し,潰瘍化した.その後,アキレス腱部にも激烈な疼痛を伴う潰瘍が出現した.両下腿動脈造影では異常なく,組織学的には細動脈硬化による内腔狭窄を認めた.血圧のコントロールと種々の外用療法で治癒し,再発をみない.
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