Japanese
English
原著
メキタジンによる薬疹の1例
A Case of Drug Eruption Due to Mequitazine
村野 早苗
1
Sanae MURANO
1
1千葉川鉄病院皮膚科
1Division of Dermatology, Chiba Kawatetsu Hospital
pp.301-304
発行日 1987年4月1日
Published Date 1987/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412203637
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要約 61歳,男.メキタジン錠内服5日後より顔面に瘙痒を伴った紅斑が出現,次第に増悪し,躯幹,四肢にも拡大した.初診時,顔面には軽度の浮腫,瀰漫性紅斑と扁平紅色丘疹,躯幹,四肢にはほぼ左右対称性に赤色丘疹が集簇して多発していた.貼布試験陽性,きらに成分貼布試験にてメキタジン陽性であった.メキタジンによる薬疹例は未だ報告をみない.
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