〈掲載論文抄録〉
下腿の炎症性硬結に関する概論,他
水野 信行
1
,
北郷 修
1
,
西田 尚史
1
,
石橋 康正
1
,
高岩 堯
1
,
松橋 直
2
,
田井 美津子
2
,
鈴木 秀郎
3
,
三上 理一郎
4
1東京大学医学部皮膚科教室
2東京大学医学部血清学教室
3東京大学医学部中央検査部
4東京大学医学部中尾内科教室
pp.1395
発行日 1968年12月1日
Published Date 1968/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412200443
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- 文献概要
下腿の炎症性硬結について,1)臨床および病理像,2)成立機序,3)経過および治療にわけ考察した。
病理像からは,変化は真皮,皮下脂肪織および血管系の—itisおよび—osisにわけられる。前者は滲出と肉芽反応であり,後者は変性と再来である。臨床像と組織像との間には一定の関係があり,前者から後者を想定することができる。
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